ガイド

【2026年最新】エンジニア転職に効くポートフォリオ作成ガイド|採用担当が見るポイント

13分で読める
#ポートフォリオ #転職 #GitHub #エンジニア #Web開発
S

SkillChoose編集部

テック業界の最新動向を追い、エンジニアのキャリア・スキルアップに役立つ情報を発信しています。

【2026年最新】エンジニア転職に効くポートフォリオ作成ガイド

「ポートフォリオって何を作ればいいの?」 「Todoアプリじゃダメって聞いたけど本当?」 「採用担当はどこを見ているの?」

エンジニア転職を目指す方なら、一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。

この記事では、採用担当者の視点から、転職を成功させるポートフォリオの作り方を徹底解説します。アイデアの出し方から技術選定、GitHubの見せ方まで、あなたの転職成功を後押しする情報をお届けします。


なぜポートフォリオが重要なのか?

未経験者の「実力証明」になる

未経験からエンジニア転職を目指す場合、実務経験がないという大きなハンデがあります。ポートフォリオは、そのハンデを埋める「実力の証明」です。

ポートフォリオで証明できること:

  • プログラミングスキルのレベル
  • 自走して学習・開発できる能力
  • 技術への興味・関心の深さ
  • 問題解決能力

採用担当が最も重視するポイント

実際の採用現場では、ポートフォリオの以下のポイントを見ています。

優先度見ているポイント理由
★★★★★コードの品質実務で通用するか判断
★★★★★README・ドキュメントコミュニケーション能力
★★★★☆オリジナリティ課題発見・解決能力
★★★★☆Git履歴開発プロセスの理解
★★★☆☆デプロイ状態本番運用の意識
★★☆☆☆見た目のデザイン(エンジニア職ではそこまで重視しない)

重要: デザインよりコードの品質とREADMEが重視されます!


よくある失敗パターン

❌ 避けるべきポートフォリオ

1. チュートリアルそのまま

❌ Railsチュートリアルのアプリをそのまま提出
❌ Udemyの講座で作ったものをそのまま提出

→ 採用担当は見慣れているので、すぐバレます

2. Todoアプリ単体

❌ 基本的なCRUD機能のみのTodoアプリ

→ 全員が作るので差別化できない。作るなら「+α」が必須

3. 動かないアプリ

❌ デプロイされていない
❌ エラーで動かない

→ 「本番意識がない」と判断される

4. READMEがない・雑

❌ READMEが「# MyApp」だけ
❌ セットアップ方法が書いていない

→ コミュニケーション能力を疑われる


ポートフォリオのアイデア出し

1. 自分の課題から考える

最も効果的なのは、自分が実際に困っていることを解決するアプリを作ることです。

質問リスト:

  • 日常生活で「面倒だな」と思うことは?
  • Excelで管理していて大変なことは?
  • 「こんなアプリがあったらいいのに」と思ったことは?

例:

  • 「毎日の支出管理が面倒」→ 家計簿アプリ
  • 「読んだ本の内容を忘れる」→ 読書メモ管理アプリ
  • 「勉強の進捗が把握しづらい」→ 学習記録アプリ

2. 既存サービスに機能を足す

既存の人気サービスをベースに、足りない機能特定ユーザー向けの機能を追加するアイデアです。

例:

  • Twitter + 匿名質問機能(marshmallowのようなもの)
  • メルカリ + 特定カテゴリ特化(例:楽器専門フリマ)
  • Notion + タスク管理に特化したシンプル版

3. 業界・職種特化のツール

特定の業界や職種に特化したツールは、オリジナリティが出しやすいです。

例:

  • 飲食店向けシフト管理アプリ
  • フリーランス向け請求書作成ツール
  • 不動産営業向け顧客管理システム

アイデア例一覧

ジャンルアイデア例難易度
学習系プログラミング学習記録アプリ★★☆
健康系食事・運動記録アプリ★★☆
趣味系映画/アニメレビューサイト★★★
業務系勤怠管理システム★★★
コミュニティ技術記事共有プラットフォーム★★★★
マッチング勉強会・イベントマッチング★★★★

技術選定のポイント

2026年おすすめの技術スタック

Webアプリ(転職重視):

【バックエンド特化の場合】
- Ruby on Rails + PostgreSQL
- Docker + AWS(EC2/RDS)または Render

【フルスタック志向の場合】
- Next.js(App Router)+ TypeScript
- Supabase or PlanetScale(DB)
- Vercel(デプロイ)

選定基準:

  1. 求人数が多い技術を選ぶ
  2. 学習リソースが充実している技術を選ぶ
  3. デプロイが簡単な構成を選ぶ

関連ツール: GitHub - ソースコード管理の必須ツール 関連ツール: Vercel - Next.jsのデプロイに最適 関連ツール: Supabase - BaaS(認証・DB・ストレージ)

必須で入れるべき機能

1. 認証機能(ログイン/ログアウト)

  • メールアドレス認証
  • 可能ならSNSログイン(Google, GitHub)

2. CRUD操作

  • 作成(Create)
  • 読み取り(Read)
  • 更新(Update)
  • 削除(Delete)

3. バリデーション

  • フロントエンドでのバリデーション
  • バックエンドでのバリデーション

4. 画像アップロード(推奨)

  • プロフィール画像
  • 投稿画像

5. テスト(高評価ポイント!)

  • RSpec / pytest / Jest などでテストを書く
  • テストカバレッジを表示

GitHubの見せ方

リポジトリ名の付け方

✓ 良い例
- book-review-app
- expense-tracker
- shift-manager

✗ 悪い例
- test
- app1
- myproject

README.mdの必須項目

採用担当が最初に見るのがREADMEです。以下の項目は必ず含めましょう。

# アプリ名

## 概要
このアプリは〇〇のための△△です。
(1〜2文で簡潔に)

## デモ
- URL: https://xxxxx.vercel.app
- テストアカウント: test@example.com / password

## スクリーンショット
(アプリの画面キャプチャを2〜3枚)

## 機能一覧
- ユーザー認証(メール/Google)
- 〇〇の登録・編集・削除
- △△の検索・フィルタリング
- etc...

## 技術スタック
| カテゴリ | 技術 |
|----------|------|
| フロントエンド | Next.js 14, TypeScript, Tailwind CSS |
| バックエンド | Next.js API Routes |
| データベース | Supabase (PostgreSQL) |
| 認証 | Supabase Auth |
| インフラ | Vercel |

## ER図
(データベース設計図)

## 工夫したポイント
1. 〇〇のために△△を実装
2. パフォーマンス改善のため□□を導入
3. etc...

## 今後の改善点
- 〇〇機能の追加
- △△のリファクタリング

## ローカル環境構築
(git clone から起動までの手順)

コミットメッセージの書き方

✓ 良い例
- feat: ユーザー認証機能を追加
- fix: ログイン時のバリデーションエラーを修正
- refactor: UserServiceのメソッドを整理
- docs: READMEにER図を追加
- test: UserModelのテストを追加

✗ 悪い例
- 修正
- update
- fix bug
- あああ

Conventional Commits形式を使うと、プロっぽく見えます。

Issueとプルリクエストを活用

1人開発でも、Issueプルリクエストを使いましょう。

Issueの例:

タイトル: ユーザー認証機能の実装

## 概要
ユーザーがメールアドレスでログインできるようにする

## タスク
- [ ] Supabase Authの設定
- [ ] ログインフォームの作成
- [ ] セッション管理の実装
- [ ] 認証状態に応じたリダイレクト

プルリクエストの例:

タイトル: feat: ユーザー認証機能を追加 (#1)

## 概要
Issue #1 に対応

## 変更内容
- Supabase Authを使った認証機能を実装
- ログイン/ログアウトフォームを作成
- 認証状態のグローバル管理を追加

## スクリーンショット
(該当画面のキャプチャ)

コードの品質を上げるポイント

1. リンター・フォーマッターを導入

# JavaScript/TypeScript
npm install -D eslint prettier

# Ruby
gem install rubocop

# Python
pip install flake8 black

2. 型を使う

// TypeScriptの場合
type User = {
  id: number;
  name: string;
  email: string;
  createdAt: Date;
};

// any を使わない!
const fetchUser = async (id: number): Promise<User> => {
  // ...
};

3. コメントは「なぜ」を書く

# ❌ 悪い例(何をしているかは見ればわかる)
# ユーザーを取得
user = User.find(params[:id])

# ✓ 良い例(なぜそうしているかを書く)
# 論理削除されたユーザーも含めて取得(退会者の注文履歴表示のため)
user = User.with_deleted.find(params[:id])

4. テストを書く

# RSpec の例
RSpec.describe User, type: :model do
  describe 'バリデーション' do
    it 'nameが空の場合は無効' do
      user = User.new(name: '', email: 'test@example.com')
      expect(user).not_to be_valid
    end

    it 'emailが重複している場合は無効' do
      User.create(name: 'User1', email: 'test@example.com')
      user = User.new(name: 'User2', email: 'test@example.com')
      expect(user).not_to be_valid
    end
  end
end

デプロイ先の選び方

無料で使えるサービス

サービス特徴おすすめ用途
VercelNext.js最適、超簡単フロントエンド
RenderRailsも対応、無料枠ありフルスタック
RailwayDB付き、使いやすいフルスタック
Fly.ioDockerベースバックエンド
SupabaseDB+認証+ストレージBaaS

デプロイ時の注意点

  1. 環境変数を適切に設定
  2. 本番環境用の設定を忘れずに
  3. HTTPSで公開
  4. デモアカウントを用意(面接官が試せるように)

スクールでのポートフォリオ支援

独学でのポートフォリオ作成に不安がある方は、スクールの活用も検討しましょう。

ポートフォリオ支援が充実しているスクール:

スクールポートフォリオ支援内容
RUNTEQ企画段階からレビュー、現役エンジニアによるコードレビュー
ポテパンキャンプ平均30回のコードレビュー
DMM WEBCAMPチーム開発経験+個人開発
侍エンジニアマンツーマンでの制作支援

まとめ

転職を成功させるポートフォリオのポイントをまとめると:

  1. オリジナリティを出す(自分の課題を解決するアプリ)
  2. READMEを充実させる(最も見られる部分)
  3. コードの品質を上げる(リンター、型、テスト)
  4. Git履歴を意識する(Issue、PR、コミットメッセージ)
  5. デプロイして動く状態にする

ポートフォリオは**あなたの「名刺」**です。時間をかけて丁寧に作り上げましょう。


関連記事:

この記事をシェアする

あなたに合った選択を見つけよう