Grammarlyとは?
Grammarlyは、世界で最も利用されているAIライティングアシスタントです。
2009年にウクライナで開発され、現在は5万以上の組織と4,000万人以上のユーザーが利用。文法・スペルチェックだけでなく、AIによる文章生成・リライト、トーン検出、盗用チェックなど、英語ライティングを包括的にサポートします。
エンジニアにとっては、技術ドキュメント、README、コミットメッセージ、PR説明、英語コメントの品質向上に最適。ブラウザ拡張機能でGitHub、Notion、Slack等と連携し、どこでも高品質な英語ライティングが可能です。
Grammarlyの6つの特徴
1. リアルタイム文法・スペルチェック
Grammarlyの基本機能は、リアルタイムでの文法・スペルチェックです。
チェック項目:
- 文法エラー(主語・動詞の一致、時制、冠詞など)
- スペルミス
- 句読点の問題
- 文構造の改善提案
入力と同時にエラーを検出し、修正候補を表示。ワンクリックで修正を適用できます。
2. AIライティング支援(生成AI機能)
GrammarlyはAIによる文章生成・リライト機能を搭載しています。
AIライティングでできること:
- 文章の生成:プロンプトから文章を作成
- リライト:既存の文章を別の表現に書き換え
- 要約:長文を簡潔にまとめる
- トーン変更:フォーマル⇔カジュアルの切り替え
| プラン | AIプロンプト |
|---|---|
| Free | 月100回 |
| Pro | 月2,000回 |
3. トーン検出
Grammarlyは文章のトーン(声のニュアンス)を分析します。
検出されるトーン例:
- Formal(フォーマル)
- Casual(カジュアル)
- Confident(自信のある)
- Friendly(親しみやすい)
- Direct(直接的)
技術ドキュメントを書く際に「フォーマルすぎないか」「カジュアルすぎないか」を客観的に確認できます。
4. 盗用チェック(Proプラン以上)
Proプラン以上では**盗用チェック(Plagiarism Checker)**が利用可能です。
- 160億以上のウェブページと比較
- 引用漏れを検出
- オリジナリティスコアを表示
技術ブログや論文を書く際に、意図せず他サイトと類似した表現になっていないかチェックできます。
5. どこでも使えるマルチプラットフォーム対応
Grammarlyはあらゆる場所で利用可能です。
ブラウザ拡張機能(無料)
- Chrome、Safari、Firefox、Edge対応
- GitHub、Notion、Slack、Gmail等で自動的に動作
デスクトップアプリ(無料)
- Mac、Windows対応
- Word、PowerPoint等のOfficeアプリと連携
モバイルアプリ(無料)
- iOS、Android対応
- Grammarlyキーボードで全アプリで利用可能
VS Code拡張機能
- コードコメント、Markdownファイルの英語校正に対応
6. プライバシー重視
Grammarlyはプライバシー保護を重視しています。
- ユーザーコンテンツは広告目的での利用なし
- 第三者への提供なし
- Enterprise版では機密モードを提供
料金プラン
Free(無料)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額 | $0 |
| 文法・スペルチェック | ✅ 基本機能 |
| AIプロンプト | 月100回 |
| トーン検出 | ✅ |
| ブラウザ拡張・アプリ | ✅ |
| 盗用チェック | ❌ |
こんな人におすすめ:
- まずは試してみたい人
- 基本的な文法チェックで十分な人
Pro($12/月〜)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額 | $12(年払い)/ $30(月払い) |
| 文法・スペルチェック | ✅ 高度な機能 |
| AIプロンプト | 月2,000回 |
| トーン・スタイル調整 | ✅ |
| フルセンテンスリライト | ✅ |
| 盗用チェック | ✅ |
| ワードチョイス提案 | ✅ |
こんな人におすすめ:
- 日常的に英語ドキュメントを書く人
- より自然な英語表現を目指す人
- 盗用チェックが必要な人
Enterprise(要問い合わせ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額 | 要問い合わせ |
| 無制限メンバー | ✅ |
| SAML SSO | ✅ |
| スタイルガイド | ✅ |
| 機密モード | ✅ |
| 専任サポート | ✅ |
こんな組織におすすめ:
- 全社導入を検討している企業
- セキュリティ要件が厳しい組織
使い方(導入から利用開始まで)
ステップ1:アカウント作成
- Grammarly公式サイトにアクセス
- 「Get Grammarly」をクリック
- メールアドレス、Google、Facebook、Appleアカウントで登録
ステップ2:ブラウザ拡張機能をインストール
- Chrome、Safari、Firefox、Edgeのいずれかを選択
- 拡張機能ストアから「Grammarly」を追加
- インストール完了後、自動的にWebページで動作開始
ステップ3:GitHubで使ってみる
- GitHubにアクセスし、IssueやPRの入力欄に文章を入力
- Grammarlyが自動的に英文をチェック
- 赤い下線が表示されたらクリックして修正候補を確認
- ワンクリックで修正を適用
ステップ4:VS Code拡張機能を導入(オプション)
- VS Codeの拡張機能マーケットプレイスで「Grammarly」を検索
- インストールして有効化
- Markdownファイルやコードコメントで英語校正が動作
エンジニアにおすすめの理由
1. 技術ドキュメントの品質向上
README、API仕様書、技術ブログを明確で読みやすい英語で作成できます。
- 冠詞(a/an/the)の付け忘れを検出
- 主語・動詞の不一致を修正
- より適切な技術用語を提案
2. コミットメッセージ・PR説明の改善
GitHubでのコミットメッセージやPR Descriptionを正確な英語で記述。
# Before
Fix bug in user authencation
# After (Grammarlyで修正)
Fix bug in user authentication
3. OSSコントリビューション
海外のOSSプロジェクトに英語でIssueやPRを投稿する際に活躍。
- 文法ミスで恥ずかしい思いをしない
- ネイティブに近い自然な表現に
- コミュニケーションがスムーズに
4. 国際チームでのSlack・Teams
海外メンバーとのチャットコミュニケーションを改善。
- カジュアルすぎないトーンに調整
- 誤解を生む表現を検出
- 素早くスペルミスを修正
5. コードコメント
VS Code拡張機能でコード内のコメントも校正。
// Befroe: Chek if user is loged in
// After: Check if user is logged in
if (isLoggedIn) { ... }
メリット・デメリット
メリット
- Freeプランで基本機能が使える(月100 AIプロンプト含む)
- ブラウザ拡張でGitHub、Notion、Slackと連携
- 文法チェックだけでなくトーン・スタイル調整が可能
- AIによる文章生成・リライト機能(Proで月2,000回)
- 盗用チェックで引用漏れを防止(Pro以上)
- 5万組織・4,000万人が利用する実績
デメリット
- 英語・スペイン語のみ対応(日本語非対応)
- Proプランは$12/月(年払い)、月払いは$30/月
- AIプロンプトに月間制限あり(Free 100回、Pro 2,000回)
- オフラインでは機能しない
- 基礎的な英語力がないとサジェストを理解しにくい
こんな人におすすめ
Grammarlyが向いている人
- 英語で技術ドキュメントを書く開発者
- OSSコントリビューター(README、Issue、PR)
- 国際チームで働くエンジニア
- 英語ブログ・記事を執筆するテックライター
- 英語コミュニケーションを改善したい方
Grammarlyが向いていない人
- 日本語の文章校正を求める人
- 完全オフライン環境で使いたい人
- 英語の基礎知識がない人(サジェストが英語のため)
登録方法
無料アカウント作成
- https://www.grammarly.com/にアクセス
- 「Get Grammarly It’s free」をクリック
- 以下のいずれかでサインアップ:
- メールアドレス
- Googleアカウント
- Facebookアカウント
- Appleアカウント
- プロフィール設定(目的、英語レベルなど)
- ブラウザ拡張機能のインストール(推奨)
Proプランへのアップグレード
- Grammarlyにログイン
- 「Upgrade」または「Go Premium」をクリック
- プランを選択(年払い$12/月 or 月払い$30/月)
- 支払い情報を入力
- すぐにPro機能が利用可能に
よくある質問(FAQ)
Q. 無料で使えますか?
はい、Freeプランで基本的な文法・スペルチェック、トーン検出、月100 AIプロンプトが利用できます。ブラウザ拡張・デスクトップアプリも無料です。
Q. 日本語に対応していますか?
いいえ、現在は英語(米国・英国・豪州・カナダ)とスペイン語(米国)のみ対応です。日本語の校正には使用できません。ただし、翻訳ベータ機能で日英翻訳は可能です。
Q. VS Codeで使えますか?
はい、VS Code拡張機能「Grammarly」があります。コード内のコメントやドキュメント、Markdownファイルの英語校正に活用できます。
Q. GitHubで使えますか?
はい、ブラウザ拡張機能をインストールすれば、GitHubのIssue、PR、README編集画面でリアルタイムに文法チェックが働きます。
Q. Proプランの料金は?
年払いで$12/月(年間$144)、月払いで$30/月です。返金保証はないため、まずはFreeプランで試してから検討することをおすすめします。
まとめ
Grammarlyは、エンジニアの英語ライティングを強力にサポートするAIツールです。
Grammarlyの魅力まとめ
- Freeプランで基本機能が使える
- GitHub、Notion、Slack、VS Codeと連携
- 文法チェック + トーン検出 + AIライティング
- 5万組織・4,000万人が利用する実績
技術ドキュメント、コミットメッセージ、PR説明、コードコメント…エンジニアとして英語を使う場面は多くあります。Grammarlyを導入すれば、英語ライティングの品質と効率が大幅に向上します。
まずはFreeプランで試してみてください。
※本記事の情報は2026年2月時点のものです。最新の料金・機能は公式サイトでご確認ください。